2/6(土)→2/17(水)small factory ring展
2/6(土)→2/17(水)「small factory ring 展」
11:00-20:00 2/12(金)休
今年最初の企画展は「ring 」の展示です。
「small factory ring」とは東京都大田区を中心とした町工場の技術を用いて、現代美術作家の田添かおりさんが企画、デザインをてがけるブランドです。
とにかく自由度が高く、クリエイティビティに溢れたユニークな発想の指輪なんです。
こんな指輪見たことない!と初めて出会ったとき、思いました。
リングには小さな穴が開いています。
そこに装飾となるパーツ(ヘッド)を取り付けます。
パーツはねじ式になっています。くるくる回すと取り付け完了。
とっても簡単。
そしてそのねじ式というのがとても見事だなあと、じっーと眺めてはしみじみ思うのです。
ネジはリングの厚みに合わせるため、非常に浅く作られています。
貫通すると痛いですものね。
少し回すだけで、リングの厚みが終わるところできちんと止まります。
これはものすごく素晴らしい技術なのではないでしょうか、と全くの素人ながら思ってしまいます。
日本の町工場の技術が指輪に生かされるなんて、素敵ですね。
リングには一つ穴が開いているものと、二つ穴が開いているものがございます。
一つ穴タイプのものには一つのパーツを、二つ穴タイプのものにはパーツが二つ取り付けられます。
パーツをいくつかコレクションしておくと、気分に合わせて、装いに合わせて、着せ替えだって可能です。
カップルやパートナーとパーツをシェアするのもいかがでしょうか、という提案も素敵、というわけで会期はバレンタインデーをまたいでいます。
リングの色は、ブラック、ゴールド、シルバーと3色あります。
指輪の形も太いのと細いのがあります。
サイズは9号から、なんと21号まで。
とても美しいステンレスのboxに収められたセット販売のものもございますが、本展ではリング1個、パーツ1個から販売させていただきます。
パーツの種類は本当にたくさんあるので、どうぞお好みのリングをお作りいただく楽しみを味わっていただけたらなあと思います。
実は私指輪しない派でした。
自分で買ったことがないのでは?というレベルです。
というのも太短い指に合わせたいと思うリングに出会ったことがなかったから。
細くて長い指に憧れたものです。
でも「small factory ring」なら、着けてみたい。
工業的で斬新でシンプルなデザインはどこかアバンギャルドで、女性の指を美しく見せるというよりは、ちょっとアートっぽくて、何だかオシャレ。
ねじ式という発想の面白さにも、そのデザインのユニークさにも強烈に心惹かれました。
四国初の展示となります。
徳島でご覧いただけることが、とても嬉しい。
こちらは「small factory ring」の田添さんに作成していただいた本展のチラシです。
櫻茶屋1階のショップでリングの展示販売を、2階櫻ギャラリーでジュエリーをテーマとしたアート展を行うという内容です。
田添さんはじめ数人の方が東京方面から設営に来てくださり、大工工事も入れたかなり大規模な展示になるとのことで、どうなるのだろうと、わくわく楽しみにしていました。
こんなときだからこそ、徳島でアートの展示が観られるということはとても意味のあることではないかと思っていたのです。
ですが、さすがにこのコロナ禍、です。
今の状況をよくよく考えました。
田添さんも私どもの立場になって真摯に考えてくださいました。
そして相談の結果、ジュエリーがテーマのアート展「PRESS CAT展」はひとまず中止に。
設営にお越しいただくのも断念して、リングの展示販売のみを行うという方向で開催することに決めました。
アート展はおそらく内容を変えて、またいつか必ずみなさまにご覧いただける機会を作りたいと田添さんともお話しさせていただいて。
あきらめへんで〜。
そういうわけでございます。
チラシをお配りしておりますが、そうした内容の変更がございます。
感染症対策を整えて、リングをお試しいただけるよう努めます。
全く新しい発想の指輪「small factory ring」展、どうぞ楽しみにしていただけると幸いです。