10/14-10/25:企画展:かけがえのない僕らの日常
10月は木・陶・革、3人の作家による企画展を開催いたします。
今回の3人展、タイトルは「かけがえのない僕らの日常」。
暮らしのかたわらに愛すべきものたちがあって、気づくと大切なものはいつもそばにある。
何でもない日常のなかにかけがえのない幸せがある。
それが平和ということかもしれない。
長引く戦争、とんでもない自然災害を憂い、このタイトルに祈りをこめました。
木でオリジナルランプを製作するWARAUHANAさん。
長年アンティークランプを扱い、修復も手がけるうち、その形や機能に解釈を見出し、自身でもランプを製作するようになりました。
2020年の展示から2度目となります。
今回フライヤー撮影のために送ってくださったライトには、ガラスのアンティークシェードが合わされています。これ、すごく可愛い。
陶は常設でもおなじみの川原幸子さん。
陶胎漆器といわれる陶器で、最後に漆を塗って低温焼成して仕上げられます。
その手触りは独特。何とも言えないしっとり感と温かみがあるのです。
器のフォルムもどれも何とも愛らしく、赤や黄色のカラフルなのがあったり、古物のような味わいがあるものがあったり。
今まで櫻茶屋には並んだことのないタイプの器もたくさん届きます。
qan:saviさんは同じ四国、愛媛在住の作家さんです。
できるだけ軽く、シンプルに、上質なものを、をコンセプトに全ての工程を一人で手作業で行っています。
使い込むほどに味が出てくる上質な革を用い、全て手縫いで製作されるバッグたち。
qan:saviさん、会期初日は在店予定です。
ぜひこの機会に製作のお話など伺ってみてくださいね。
お三方の作品は私も暮らしの中でそれぞれ愛用させていただいているものです。
どれもふと目にしたとき、ちょっと嬉しくなるんですね〜。
生活の中にすっと馴染み、愛着深まる作品たち、ぜひ見にいらしてくださいませ。
■ 2023年 櫻茶屋企画スケジュール
・11/11(土)〜11/21(火)トライバルラグ展【2階櫻ギャラリー】
・12/9(土)〜12/20(水)河村美琴 裂編みbag展