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10/15-10/26 月の砂漠と荒野の宴

11人の作り手による、器と絵とオブジェ。
素晴らしい作り手の、素晴らしい作品がやってきます!
渾身の企画です。
タイトルは「月の砂漠と荒野の宴」。
物語の登場人物を描くように決まった11人の作り手たち。
それぞれに個性を放つ作品が、櫻茶屋で共演します。
テーマを楽しみながらご覧いただくもよし、お好きな感じの作品をお選びいただくもよし、です。
とにかく秋の展示を楽しんでいただけたらなあ、と思います。

10月の展示は11月の展示へと繋がっていきます。
10月は「月の砂漠と荒野の宴」。
11月19日からは1年半ぶりとなる「トライバルラグ展」を開催します。
画像の敷物がそのトライバルラグ(私物)です。
企画した私としては、同じ世界観、というわけですが、まあそんなことはおいておいて、どうぞご自由に遊びにいらしてくださいね。

「月の砂漠と荒野の宴」に参加してくださる作り手の方を画像とともにご紹介いたします。
画像の作品はフライヤー撮影用に送ってくださったものです。
ほかにどんな作品が集うのか、私自身とても楽しみです。

画家の川上陽介さん。
絵でご参加くださいます。独特の雰囲気とユニークでどこか愛らしい作品は今展にほのぼのとした空気をもたらしてくれる存在です。

一度見ると忘れられないフォルムのピッチャーの作り手は厚川文子さんです。
土器のようなテクスチャーを大切にしながらも、使う側のことを考えた器を作られています。

こちらのマグカップは呉瑛姫さん。一枚の画像だけで伝えるのは難しい、そんな多様な表情をもっています。カップの内側、底の景色も美しく、まるで釉薬の湖のよう。お手にとって、あちらからこちらからと眺めていただきたい器です。

砂漠の民(右・中央)をイメージして作ってくださったのは島田篤さん。
島田さんはいつも常設でブローチの取り扱いをさせていただいている作り手の方です。アクセサリー作家ではなく、陶芸家です、と言っていいのでしょうか。とにかく非常にユーモアあふれるオブジェを作られています。

耳付き杯はタナカシゲオさん。
李朝白磁を想わせる美しい肌質が非常に趣深い器です。いろいろな質感の器を作られていますが、今回は主に白の器をお願いしました。愛らしさが隠れているフォルムの器にいつもドキッとします。

黒い蓋つき椀。こちらは木でできています。作り手は督田昌巳さん。
侘び寂びの表情をもつ木の器。年月を経てきたような表現がとても魅力的な作品を作られています。

陶のかたまり。左側の円柱の作品です。陶の塊というオブジェの作者は鳥居明生さん。塊という名だけあって、ペーパーウェイトとして使えるような重量があります。アクセサリーをディスプレイしても素敵かもしれません。
オブジェとして並べていると、建築物を想わせるような存在感があります。

素朴な土肌、大らかな模様。
この器のためにどんな料理を作ろうか、どんな盛り付けにしようか、そんな想像がにわかに湧きでてきそうな器を作られるのは、七尾うた子さん。
お皿のほかにゴブレットなども届きます。

一見シンプルですが、非常に豊かな表情をもつ器を作られるのは野口悦士さん。いろいろな色彩の器を作られますが、どれも自然な風合いがとても美しいです。
料理が映える器、野菜の色がとても美味しく見える器です。

こちらの台皿、実は木に錫粉と漆で仕上げた手漉き和紙を張った器です。
作り手は早水恵一郎さん。
4年ほど前、とあるクラフトフェアで初めて早水さんの作品を見かけました。錆びた鉄の表情が美しいと思い手にとると、それは驚くほど軽く、鉄ではないと分かりました。画像の作品もかなりどっしりとした風体ですが、見た目に反して軽いのできっと驚きますよ。ぜひお手にとってご覧いただきたいです。

さりげなく写っているラクダのオブジェ。山田睦美さんの作品です。
「月の砂漠と荒野の宴」のためにラクダを作ってくださいました。まるで石の彫刻のようですが、陶の作品です。ラクダを乗せたお皿も山田さんの作品です。なんと羊も届く予定です。焼締のお皿やマグカップなど、実用の器も届きますのでどうぞお楽しみに。

物語のようなタイトルに「絵本のようなDMにしようか」ということになり、とても素敵な案内ができました。
この企画に参加してくださる作り手のみなさま、そしていつもお世話になっているカメラマンさんにも心より感謝です。

どうぞ異国をぶらりと旅する気分でいらしてください。
旅のお気に入りを見つけていただけますと幸いです。

「月の砂漠と荒野の宴」
日時:10.15(土)〜10.26(水) 11:00-20:30    ※木曜休み
場所:カフェ&暮らしのshop 櫻茶屋(1階)

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