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櫻日誌

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朝靄にかかる虹 青木郁美/大澤知美/能登朝奈 3人展

2026年6月に開催したのは陶と木とガラスの器3人展。
以前からお取引のあった青木郁美さんに個展の話をお願いしたのがおそらくかれこれ3年前で、3人展では?ということになり、青木さんの器をベースに想像をふくらませて実現したこの度の3人展です。

青木さんのフォルムがやさしくて大人かわいい雰囲気をもつ器には、能登朝奈さんのパートドヴェールのガラスの器が似合うかなあと思いました。パートドヴェールというのはガラス技法の一つで、吹きガラスとは違って、どちらかというと陶芸に近い工程で作られる、非常に手間のかかる技法です。能登さんの器はゆらぎのあるフォルムがたまらなく魅力的で、もやがかかったような表情と淡い色彩が幻想的に見える美しい作品です。

陶とガラス、もう一つは木工で、と考えたところで大澤知美さんの白漆の作品が頭によぎりました。大澤さんの白漆の作品はかすれた部分があることがとても魅力的と思うのです。均一に塗っているのではなく、どこか抜け感がある、そこに絵画的な魅力を感じます。漆を使わないオイル仕上げの器も杢の表情が生かされていて、シンプルなデザインが毎日使うのにちょうど良い具合なのです。

3人展が決まり、自然と頭に浮かんだタイトルが「朝靄にかかる虹」でした。

お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
誰かの心に残るような展示がしたいと常々思っております。
そしてお選びくださった作品が、それぞれの皆さまのもとで暮らしを豊かにする一助になれば作り手の方にとっても、窓口を務める私たちにとっても、こんなに嬉しいことはありません。
これはあのお店で選んだなあとふと思い出していただけるようなそんな場であれたらと願っております。

『朝靄にかかる虹』青木郁美/大澤知美/能登朝奈 3人展
2026.6.27(土)- 7.8(水)


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