櫻茶屋|徳島のカフェ&暮らしのshop

櫻日誌

お店と暮らし・作り手や
その作品のこと

ふゆじたく 村井大介・陽子二人展

10/4〜10/15まで開催させていただいた村井大介さんと陽子さんの二人展、今回は2度目の開催でした。
初日にお二人と息子さんの三人で在店くださったのですが、開店前から待っていてくださったお客様もいらっしゃいました。
期間中お問い合わせいただくことも多かったのはDMにも掲載した作品、陽子さんのショートケーキの蓋物作品です。蓋を閉じていても可愛いのですが、開けるとサプライズもある(小指の爪くらいのサイズの女の子がショートケーキを持っている)何とも可愛らしい作品です。
初めて見たとき「おおっ、これは!」と思いましたが、やはり人気者でした。すぐに旅立ってしまったので、実物をお手に取ってご覧になったお客様はお求めくださった方だけだと思います。その作品はこちらです↓(記録として)

初日に売り切れてしまった作品は大介さんと陽子さんのコラボ花瓶です。数点ありましたが全て初日にお嫁入り。

器作りに関してはおそらくとても生真面目に几帳面にストイックに向き合われている大介さん。陽子さんはほんわかのほほんとしているように見えますが、しっかりとおおらかに村井家を支えている様子。ご家族での在店は村井さん一家の日常をほんの少し垣間見ることができてとても微笑ましかったです。

陽子さんのオブジェを皆さま口を揃えて可愛いと言われます。陽子さんは可愛すぎないようにしたいと言いますが、「それは陽子さんには難しいんじゃない」と笑顔の大介さん。そうそう、私も同意。陽子さんの作品には陽子さんの人柄がそのまま表れているのですから。
陽子さんはご自身の作品をキャラクターのようにはならないようにしているとも。なるほど。確かにとても可愛いのですが、キャラクターのようではありません。きちんと作り込まれているようで、どこかにラフさがあって、そういう部分も陽子さんの作品の人を惹きつける魅力かもしれないなあと思います。
会期後半のオンライン展示にもたくさんご注文いただき、陽子さんのオブジェは完売しました。

私は大介さんの磁化粧の大きめのお皿を選びました。
その質感、表情、フォルムから、手にしたとき何とも言えない包み込まれるような温もりを感じたのです。そう言えばその名もふっくら皿。
絶妙なネーミングだと思います。確かにふっくらとしています。ふっくらと広がって、ふっくらと閉じる。器の縁がわずかに反った形状がとても美しいふっくらシリーズです。
今回届いたチタン釉の器もどれもそれぞれ表情が美しかった。
大介さんのチタン釉はその時々で表情がかなり異なります。
今展では宇宙のような表情のものが大人気。
カップ類は宇宙系ではないけれど、今回届いたものはまるで水彩画で描いた氷山のような表情でどれも魅力的。
二人展は終了しましたが、一部の作品は引き続き店頭でもオンラインショップでもお選びいただけますので、よろしければご覧くださいませ。

二人展にお越しくださった皆さま、オンライン展示をご覧くださった皆さま、本当にありがとうございました。

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