鷹尾葉子 展 freehand
鷹尾葉子さんの個展、今回も魅力が炸裂していました。
陶器もオブジェも絵画も、鷹尾さんならではの大胆で思い切ったタッチが何より素敵です。
いつも人気の鷹尾さんの花器。今回はすべての花器に草花を生けてディスプレイしました。どうせ全部に生けたのなら、花ごと持って帰っていただこうと、花器をお求めのお客様には花もお付けして。
一言で言うと、ちょっとない感じ、というのが一番しっくりくるんです、鷹尾さんの花器というのは。花器のようなオブジェのような、それでいてわりと生けやすく、自宅の庭にひっそり咲いているような花や枝物がよく似合って、花持ちが良い。
何も生けてなくてもオブジェとしてお楽しみいただける佇まいだったり、質感だったりするところも何とも魅力的な鷹尾葉子作品。
お皿やカップは食卓を彩るアート、というフレーズはもう何度となく使っている気がするけれど、これほどアートな器も稀ですね。
お皿は裏側まできっちりと遊び心ある仕事が施されています。
元気なときも、ちょっと元気を出したいなというときも、鷹尾さんの器で楽しい気分になっていただけたらいいなあと思います。
個展が終わるや否や、常設用に注文させていただいた器もありますが、またいつか個展でたくさんの鷹尾葉子作品をご覧いただける機会があることを願っています。


