梅本勇 Solo Exhibition
11/2-11/12 梅本勇Solo Exhibitionは2024年最後の展示です。
2階の櫻ギャラリーに600点を超える梅本勇さんの器が運び込まれました。
初日は嵐のような悪天候でしたが、県内外からお客様がお越しくださり、オープン前から並んでくださる方もいるという大盛況ぶり。梅本さんの人気を目の当たりにした一日でした。
梅本さんの器は非常にカラフルなものが多く、しかもそれは一口にカラフルとだけでは言い表せないほど表情が多岐にわたっています。
釉薬の魔術師と私はひそかに思っているのですが。
とにかく遊び心に満ちているというか、実験魂が炸裂しているというか、展示に並ぶ個性満点の器を眺めているだけで楽しく、梅本勇さんの個展はエンターテイメント性に満ちているのです。
こんな器は初めて見るというお客様の感想も納得だなあと思う器の面々でした。
アイテムも非常に豊富で、そのフォルムもそれぞれ魅力的な梅本さんの器。
器どうしの組み合わせを考えながら選ばれる方、梅本さんの器をすでにお持ちでコレクションに加えるものを選ばれる方、初めての一枚を選ばれる方、たくさんの方が器選びを楽しんでくださいました。
私も毎日とても楽しい気持ちでディスプレイをさせていただきましたよ。
統一感のある色で揃えてみたり、色の組み合わせを楽しむバージョンでテーブルコーディネートしたり、春夏秋冬のイメージで器を並べてみたり、などなど。
庭いじりならぬ、器いじりを楽しんでいると、なぜだかふっと子どものころに海や山や川で遊んだ記憶が思い起こされてくる、自然と仲良しだった自分を思い出す、梅本さんの器はそんな不思議をあわせもっている気がしました。
梅本勇さん、これからも大いなる冒険心をもって、たくさんの挑戦をされると思います。また次に個展を開催させていただける日を楽しみに。