Misato Ogihara Solo exhibition

2023年夏、初めて迎えた荻原美里さんの個展。
キオクノタビ第３章がここ徳島で開催されました。
大阪→神奈川→徳島→東京（12月）。
荻原美里さんは今年の個展をキオクノタビと題し、展示を介してご自身の記憶を紐解く旅を始められました。
なぜ徳島か？それは願う心が通じたから、と荻原さんは仰ってくださいました。
荻原さんの描く風景、それはとくべつ、とくべつなんです。
心に染み入り、胸の奥のなにか熱いものを掻き立てられる。
その静かな景色のなかには風が通り、動きを感じる。
心象風景というのでしょうか。
じっと見ていたい、癒しという一言だけでは語れない、無性に心惹きつけられる作品たち。

櫻ギャラリーで開催できたこと、本当にありがたい機会でした。
徳島の方にたくさん観ていただけて、喜んでいただけて、とても幸せでした。
初日には東京、埼玉、千葉、大阪、広島など遠くからも本当にたくさんのお客様がいらしてくださいました。みなさま荻原さんが、荻原さんの作品がとてもお好きなことが伝わってくるのです。
搬入、そして最初の土日に在廊くださった荻原さん。お客様ひとりひとりとゆっくりお話されている様子から、荻原さんが大切にされているものが何なのか、こちらにもじんわりと伝わってくるようでした。

お越しくださったお客様、SNSなどで心を寄せてくださったお客様、荻原美里さん、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
この夏は忘れられない夏となりました。
お越しくださった皆さまにもそうであったら何より幸いです。