櫻茶屋|徳島のカフェ&暮らしのshop

櫻日誌

お店と暮らし・作り手や
その作品のこと

鷹尾葉子 Solo exhibition

3/25-4/5  鷹尾葉子さんの個展を開催いたしました。櫻茶屋では2度目の展示です。
初日とその翌日、東京から鷹尾さんがお越しくださって在店くださいました。
1度目の展示時はコロナ禍ということもあり、お越しいただけなかったのでした。

鷹尾さんの器を初めて目にしたのは20年以上前のこと。
雑誌で見かけたのが最初です。
写真から伝わる、どこからどう見ても好みな感じのテクスチャー。その器をどうしても手に取ってみたくて、電車に乗って取り扱いのあるお店に出向いたのでした。
当時私は東京に住んでいましたので、それは今ほど難しいことではありませんでした。

今も変わらない魅力ある質感の鷹尾さんの器は、よりアート性と絵画的要素を増しています。
今回は蜜蠟画も展示させていただきました。
鷹尾さんの器とオブジェと絵で構成された空間は、知的なおもちゃ箱のようでとても楽しいものとなりました。
つい集めたくなってしまうのが、鷹尾葉子さんの作品たち、と思います。

在廊中は鷹尾さんに会いにたくさんのお客様がお越しくださいました。
この器を作られるのはどんな方だろう?って思ってしまいますものね。
大胆な作風なので男性の作家さんかと思われる方も多いですし、ものすごく個性的な出で立ちの方かと思われる方もいらっしゃいますし、体ががっちりと大きい人かと思われる方もいらっしゃいますが、
小柄な体に強いパワーを秘めた、知的で正直で都会的で素敵な女性、です。
今回の初在廊で、初めてお会いした時のそんな印象がよりはっきりと。

同世代の母ともすっかり仲良くなりました。
二人とも植物がとても好きなのですよね。
鷹尾さんもお庭でたくさんの植物を育ててらっしゃるそうです。
鷹尾さんの花器に生けると、草花がとても長持ちします。
お客様からそう言っていただけることも多いそうですよ。
花を生けても素敵、生けなくてもそれ自体がオブジェのように印象的な鷹尾さんの花器も器と甲乙つけがたいくらい、おすすめです。

Category

Archive

櫻日誌一覧へ

ページトップへ